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リレーメッセージ

山田赤十字病院の紹介

山田赤十字病院 村林紘二院長


 当院は1904年2月に、日本赤十字社・全国初の支部病院として現在の伊勢市古市に創立されました。 その後1926年に現在地に移転し、増改築を経て現在許可病床数655床となっています。 老朽化、狭隘化の著しい病棟があり、更に地震対策の面で問題を抱えていることから、約3年後の完成を目指して移転・新築をすることとし、現在設計を行っているところです。 新病院は、がんの診断・治療をはじめ、精神科を除くあらゆる疾患に対する急性期入院医療と救急医療への対応を主体に、医療機能の充実を図る計画です。 また地域がん連携拠点病院として20床の緩和ケアー病棟も予定しており、地域完結のがん診療を提供していこうと考えています。


 このように医療機能が充実されると、現在よりもかなり広い地域からの受診者への対応が求められると想定されますが、病院名を変えなくていいかということについて院内で議論を始めています。 というのも当院の「山田」という地名は既に使われていないからです。 地域の人達からは慣れ親しんで頂いていますが、地域外の方々、ましてや県外の方には病院の所在地が理解されません。 そこで移転を機に、現代にも通じる病院名に変更しようかと考えています。 ご意見、ご提案があれば、お申し出下さい。新病院は診療機能の充実だけでなく、将来を見据えた新しい企画を取り入れようと考えています。


 先ず第一に、これまで病院は利用者である患者及びその関係者の利便性を追及する余り、サポートする側、即ち職員の就業環境を犠牲にしてきたと言わざるを得ません。 特に在院日数が短縮されてきた今日、患者の療養環境を良くすることだけを考えた設計では、職員が確保出来ず、また定着しないだろうとの考えから、職員の働きやすさとゆとりの空間を十分に設けることに最大の配慮を施しました。 所謂マグネット・ホスピタルを目指した構造に拘わりました。

 第二に、移転先が市の中心部であり通常とは逆であるにも拘わらず、約54,000平米と現在よりも広い敷地を確保出来ましたので(ちなみに現在は45,000平米)、この広さのメリットを最大限活かしてワンフロアーの面積を広くすることにより、可能な限り低層となるよう心がけました。 私はかねがね、伊勢には余り高層の建物は馴染まない、と思っているからです。

 第三に診療面では、がん診療の充実を先ず第一に考え、放射線部門、手術室、外来化学療法部門を拡充させると共に、20床の緩和ケアー病棟を予定しており、あらゆる病期のがん患者にも対応可能とします。 また、救急部門に関しては、救急車が同時に三台来ても対応出来る救急外来を確保し、救急病棟・ICUとうまく連携がとれるようにすると共に、将来のドクターヘリ導入を見据え、救急に直結したヘリポートを完備させました。 また在院日数の短縮はこれから益々進むと考えられることから、入退院の調整・管理が病院運営上、非常に大切になるだろうと思われるため、広いスペースの入退院センターを計画しています。 更に正面玄関隣には約300人を収容出来るホールを計画しており、地域医師会や地域住民にも開放し、講演会、絵画展、音楽会など多目的にご利用頂けるものを考えています。


 新病院は平成21年に着工し、2年程で竣工の予定ですので、どうぞご期待下さい。


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